WindowsXPにも1GB RAMが必要か?!
今回は、2006年春にお客様へ納入した業務用パソコンのお話です。
当時のOSはWindowsXP SP2であったと記憶している。
別件で訪問したのであるが、最近パソコンの立ち上がりが遅いし、立ち上がり後の動作も遅いのでなんとかならないものか?との相談を受けた。
早速、システムプロパティを開くとメモリーは512MB搭載されている。
当時としては、必要十分なメモリー量だったはずだが・・・ しかし、まじめにアップデートをしていただいているため、Service Pack3になっている。
タスクマネージャーのパフォーマンスで確認すると、立ち上げ後には既に350MB近くメモリーを占有している。
ウィルス対策ソフトは比較的メモリーの占有量が少ないと言われているウィルスセキュリティZEROをインストールしてあるのに。
あまり時間がなかったので、沢山のアプリケーションを同時起動して確認することはできなかったが、 多分RAMを増やせば早くなりますよ~~!とだけお伝えして、どれくらい増設すればいいか、費用はどれくらいかかるのか、後日連絡することをお約束して、お暇した。 自分の会社のパソコンでメモリー消費がどれくらいなのか実験してみることにした。
パソコンのプロパティ |
このPCは、富士通FMVの業務用シリーズです。 RAMは1.28GB搭載してあります。
起動直後 |
起動直後で常駐ソフトのみが起動している状態にもかかわらず、565MB消費している。 これでは、512MBじゃとても足りない。 WindowsXP Professional SP3では、512MBのRAMでは無理ということか。
画像編集ソフトで、画像編集中! |
画像編集ソフトを起動すると575MB消費した。
更に、ブラウザーIE8を起動 |
更にブラウザーを起動すると、631MB消費。
更にエクセルを起動 |
更に、エクセルも起動すると、680MBも消費した。
やはり、最低でも1GBRAMが必要であるという結論に達した。
タグ
2009年8月25日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:パソコン