SanDiskSSD SDSSDXPS-480G-J25はどれだけ保つのか?
2016年6月中旬(今から約2年前)
Windows10の無償アップグレード期限が迫る中、現在使用しているメインPC(ミニタワー型)のOSをWindows7からWindows10へアップグレードする準備を開始。
OSをアップグレードする場合、最良の方法は元システムドライブからクローンコピーを作成して元ドライブは保存しておき、コピーしたドライブをアップグレードすれば、万一失敗したり、不具合が発生しても保存してあった元ドライブを装着すればすぐに以前の状態に戻せます。
既存のシステムドライブは、WDのHDD(容量2TB)です。
パソコンの起動が遅くていらいらしています。
HDDからSSDへ換装すれば起動も速くなるのではないかと期待して、SSD選びを始めました。
さんざん迷った末に当時のSATA接続タイプSSDの中でも最高グレードだった Sandisk Extreme Proシリーズ SDSSDXPS-480G-J25を約2万円で入手。
これなら、メーカー保証が10年もあるため、2026年まで使えそう。
(SSDは大丈夫でも、その他のパーツが故障してしまう可能性が大・・・)
まず、WD製HDD 2TB→SDSSDXPS-480G-J25 へクローン。(OSはWindows7)
その後、Windows10へアップグレードしてみました。
が、やはり不具合が発生したため再度WD製HDD 2TB→SDSSDXPS-480G-J25へクローン(OSはWindows7)
このSDSSDXPS-480G-J25はWindows7のままで使うことに。
新規にSandisk SSD Plusシリーズ SDSSDA-480G-J26Cを調達して、Windows10をクリーンインストールすることに。
OSクリーンインストール後に、アプリケーションをインストールしたり、データーを移行して使っていくことにしました。
現在の運用形態は、HDD切替機でSSDを切替ながら使っています。
そこで、Sandisk Extreme ProシリーズとSandisk SSD Plusシリーズの耐久性(寿命)の比較をしてみました。
Sandisk Extreme Pro SDSSDXPS-480G-J25 CDIの表示 使用時間=4609時間 総書込量(NAND)=10.3TB 換装の時にクローンコピーを数回繰り返したり、CDMでベンチマークを何度も 実行したせいか、やたらと総書込量(NAND)が多くなっている。 |
Sandisk Extreme Pro SDSSDXPS-480G-J25 |
Sandisk SSD Plus SDSSDA-480G-J26C CDIの表示 使用時間=1645時間 総書込量(NAND)=884GB こちらは、OSがWindows10のため、最近になってよく使うようになった。 |
Sandisk SSD Plus SDSSDA-480G-J26C 純正SanDisk SSD Dashboardによる表示では 余寿命99%となっており、単純計算では1600×100=160,000時間後には寿命を迎えることになる。 |
ここで、捕らぬ狸の皮算用的な考察
Sandisk Extreme Pro SDSSDXPS-480G-J25の場合
http://blog.livedoor.jp/nichepcgamer/archives/1031939138.html の記事にあるように
メーカーは最低80TB書込可能と謳っている。
現在約10TB書込しているので、余寿命87.5%となっていてもおかしくないのに余寿命100%表示。
純正SanDisk SSD Dashboardの表示が正しければ、Sandisk Extreme Pro SDSSDXPS-480G-J25の寿命はいったいいつくるのか???
Sandisk SSD Plus SDSSDA-480G-J26Cの場合
約0.9TB書込で1%消費しているため、90TB程度書込可能ということか?!
一日10時間使用すると仮定して、160,000÷10=16,000日
1年300日使うとして、16,000÷300=53年
その前に、SSDのコントローラー部分や電源部分が故障すると思われるので実際は、5年~10年がいいところ。
PCはSSDだけで動くわけではないので、他のパーツが先に死ぬだろう。
大事なデーターを失わないために、SSDやHDDのバックアップはこまめにすることが肝心であることは言うまでもない。
タグ
2018年6月7日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:PC周辺機器