パソコンのメンテナンス1
ここ2週間ばかりは、パソコンの修理及びメンテナンスに追われている。
当店で、主に通販業務を行っているデスクトップパソコンが2週間前くらいから、起動時に時々HDDを認識しなくなった。
何度か起動のやり直しをすると、正常に起動する場合もある。
これは、HDDドライブの故障とにらんだ。 このパソコンは、新調してから約2年経過したところなのだが、最初から因縁というか怨念が取り憑いているパソコンである。 当店の重要顧客O山様にはこれまでN社のビジネスパソコンをお使いいただいていた。
O山様の奥様も同じ事務所で、PCを使ったお仕事をされるので、1台新調したいというご用命。
メーカーはお任せということで、今回はF社のビジネスパソコンに決定。
OSやHDD容量、RAMの容量等を煮詰めて、発注。 約1週間後に当店へ入荷。
初期設定だけ済ませて、O山様の事務所へ搬入。 必要なアプリケーションをインストールして、プリンターも登録。 使い始めて1週間くらいすると、O山様から1日に何回もフリーズするとの電話が入る。
早速、O山様の事務所へ伺い、インストールしたアプリケーションのせいなのかと思い、リカバリーして工場出荷状態にもどし、しばらく使っていただくことに。 数日後、状態は全く変わらず、やはり1日に何回もフリーズするとの電話が入る。
一度当店へ預からせていただき、すぐにメーカーサポートと連絡をとり、リカバリーしても状態は変わらないということを伝えると、HDDの初期不良かも知れないので、サービスマンを派遣してHDDを交換するとのこと。
翌日には、メーカーから派遣されたサービスマンが当店へ出張してきて、HDDを交換の後にリカバリーしてくれた。
今度こそ大丈夫だろうということで、O山様事務所へ勇んで伺う。
また、2日後にO山様から状態は全く同じだというお電話。
O山様はとても温厚な方なので、全く怒った様子もないのだが、こんなにフリーズするパソコンじでは仕事にならないので、早くなんとかして欲しいというご要望。
確かに、最初に納品してから2週間以上経過しているのに、まともに使える状態になっていない。
私なら、頭の先から湯気を出して怒っているところである。
すぐにメーカーと交渉するが、工場へ一度入庫させて修理させて欲しいとの回答。
コンシューマー向け製品なら、新品交換となるところだろうが、ビジネスパソコンは修理となるそうだ。
一刻を争うような事態なのにそんな悠長に構えていられない。 仕方なく、自腹で仕様が少し異なる新品を発注すると2日後に新品が到着。
自前でメモリーその他の仕様をカスタマイズして、納品。
その後は、順調に稼働して、現在までクレームは無し。
最初の不具合のあったパソコンはその後工場へ送ると、なかなか症状が出ないため、結局予防修理を行うということで、HDDやマザーボード全てを交換した後に、返却されてきた。
こちらでは、フリーズしまくりだったのに、いったい何が原因だったのか?!
戻ってきたPCは、仕方ないので、当店で使用している一番仕様の劣る機種と入れ替えることにした。
ついでに、この先1年は使い倒そうとHDDを160GB→500GB(新品)に換装した。
その、新品500GBのHDDが約2年間の使用で故障してしまったのである。 全く呪われたPCである。
何とか起動させて、HDDの内容を丸ごとバックアップしておき、1GBのHDDに入れ替え、リカバリーした。 その後は、起動も動作もスムーズになった。 HDDは、プラッターではなく、回路部分の故障が原因で、時々認識しなくなるようだ。
ベアドライブはWestern Digital社のものである。 時間があったら、HDDの故障部位を調査してみたい。
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2010年7月3日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:パソコン