やっぱりか！WindowsPCの憂鬱

当店のスタッフがお客様のノートPCをお預かりしてきました。
お客様自身でウィルスセキュリティをインストールした途端、インターネットに接続できなくなったということで。
早速チェックしてみることに・・・起動時に色々とエラーメッセージが出るわ出るわ。
このお客様は現在新規に加入されたCATVのインターネット回線でインターネット接続をされているはず。
なのにウィルコムの通信カードに関するソフトが起動しようとして、ウィルスセキュリティに邪魔されているようです。このお客様は以前にウィルコムの通信カードでインターネット接続されていたようです。
まずは、ウィルスセキュリティを一端アンインストールしてみると、起動時のエラーは出なくなりました。
もうウィルコムの通信カードに関するソフトやドライバーは必要ないでしょうからこれらをアンインストール。
改めて、ウィルスセキュリティをインストール。
無事、起動時のエラーメッセージはでなくなり、インターネット接続もうまく行きました。

しか～し、起動がものすごく遅い！ソフトを起動するたびに砂時計マークが・・・プロパティを見ると、なんとRAM容量が２５６MB。
そいうえば、WindowsXPの初期の頃は２５６MBしか搭載されていないPCが多かったですねえ。
タスクマネージャーを起動してみて、起動直後にメモリーをどれだけ消費しているかみてみると、なんと３５０MBも使っている。
これじゃあ、スワップが発生して遅いはずです！
実は、お客様のPCは　NEC　PC-LL7709DTという機種。
メモリーソケットの空きが１個で、しかも標準搭載されている２５６MBのメモリーは完全に分解しないとマザーボード基盤に直接半田付けされているか、ソケットに指されているのか判りません。
それで、お客様の予算も考えて、５１２MBを１枚増設することにしました。増設の結果は・・・・また次回。