近頃のオーディオ事情

近頃のオーディオ事情 | ベニイ電機店長ブログ

店長と同世代のお客様からの問合せ・・・ 「お友達からMDをいただいたのだが、CDラジカセしか持っていないので再生できる機器を欲しい。」
現在SONYで何が発売されているのだろう? あれれ、ポータブルMDプレーヤーは製造していない。
MD,CDラジカセはかなり以前から製造していない。
今は、MDデッキも製造していない。 じゃあ、何があるのだろう?! そうなんです、MDは過去の遺物と言わんばかりの状況なのです。
現在のところMDが聴ける商品は、コンポの中でも http://www.sony.jp/system-stereo/products/NAS-M700HD/ http://www.sony.jp/system-stereo/products/CMT-M35WM/ の2機種だけ。

ポータブル機器は既にiPodやWalkman(メモリー式)に完全移行されていて、ポータブルのCDプレーヤーが少しでているだけ。
パソコンなど無縁の年配者にとって、録音手段は未だに「カセットテープ」。
この先、MDは消えてしまうのでしょうか。
店長が少年の頃、高校合格のお祝いに親や祖父母にねだって、ステレオ(コンポ)を買ってもらうのがトレンドでした。
それが今は、パソコンやiPodに変わっています。
あの頃は、音響専門でない家電メーカーからもいわゆる「オーディオ機器」が沢山出ていました。
それが今は、ちょっと程度のいい「オーディオ機器」を求めようとすると、高級なハイエンドオーディオ機器しか売られていないという状況です。
自分の子供たちに買い与えたものを振り返ってみると、 長女にはMD/CDラジカセ、iPod、ノートPC 長男には、MD/CD/カセットのミニコンポ、メモリーウォークマン、ノートPC 次女には、MD/CDラジカセ、メモリーウォークマン、ノートPC というラインナップ。

家で音楽を聴くときもiPodやメモリーウォークマンで聴くというスタイルです。 または、ノートPCで動画やビデオクリップを見聞きするという状況。
家でゆったりとオーディオの前に座りCDを聴くというのは、おやじの趣味としてしか存在しない行為になってしまいました。

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2010年6月14日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:オーディオ

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